もう半年以上「やめようかなあ」と思い続けていて、一向に改善される兆しがないまま、今日開始の「スタミナ99全属性」ダンジョン見て猛烈に嫌気がさした。

約1450日でリタイアということになった。それまでは皆勤賞である。このうちスタミナがあふれたことは15日もなかったと思う。

他にもやめる理由を完結に述べる。

1.素材があふれて苦痛

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2.新ダンジョンの度に検索してPT組んで潜るのが苦痛

3.ハトホル・パンドラちゃん・クシナダ・ルミエルなど一向に強化されないヒロイン達が苦痛(今回の内容見てため息出た)

4.ランクが上がってスタミナ回復するのが苦痛

個人的に不思議なのは1月にノマダンスタミナ0とか、2月でコインダンジョン5円とか無茶苦茶やったのにいきなりそれをなくしたのも首をかしげるところである。直近のゴッドフェスも異常にショボかったし、「やめたい度」は1回も下がることがないまま今回の「全属性スタミナ99」でプツンしたのである。

その点FEヒーローズは羽根しかないので実にわかりやすい。(レアUPアイテムも必要だがめちゃめちゃ余る)
もしこれが今後、変な「転職アイテム」とか出てきたら崩壊の兆しかもしれない。苦痛がないように配布するならその限りではないが。

というわけでこれでプレイするゲームはFEヒーローズとポケモンGOだけになった。どっちも任天堂か!まさかこんなことになるとはという感じだ。

資料室

2018/04/09

お知らせするほどのものでもありませんが、サイト更新情報はこのカテゴリらしいのでこれで書きます。

もう、リンクされたのでアクセス数がのびはじめてますが、出合正幸さんの資料室なるものを作りはじめてしまいました。いえ、自分のためにも(雑誌も増えたし)記録をちゃんと整理したかったのと、これだけ人気なのに誰もまとめてないのと、あとは、ライムさんと一緒にファンサイトをって話になってきまして、気付いたら、ボウケンジャーのない寂しい日曜日に1本htmlファイル(といってもほとんどテキストだけど)を書いてしまいました・・・・・

作って何を思ったって、ボウケンジャーは終わってしまったけど、まだまだこれからも出合さんのお仕事、俳優としての活動を見られる機会がこんなにたくさんあるじゃない!ってことでした。何寂しがってたんだろうって。ちょっとほっとしました。

まだまだ文字ベースでレイアウトも何もなってないページですが、ぼちぼち更新してゆくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。

                  • -

しかし、自分のページって本当に、昔っからあったいろんな書き物がつぎはぎ状態で統一感ないですね〜。学校と職場とプロバイダのと持ち寄ってくっつけたからなおさら。しかも、昔のまんま状態のファイルもあって。これを機会に模様替えじゃないけど、整理したいものです。

Yesterdayがインターンシップで関東上陸しているので、じゃあもう一人東京にいる地元友達と一緒に渋谷でご飯食べたり、初音ミクとテクノ展行こうぜ!と誘って、遊んできました。
Yesterdayの遅刻で、初音ミク展には閉店直前に到着したのですが、誰もいなくて見放題でした。これは勝つる。
夕食は、いくつかの選択肢から、かにチャーハンに決定。待ってる間に、8月に2人が僕の実家に行ったときのムービーを見せてもらったのですが、泡風呂ではしゃいでいるムービーでした。人んちで何やってんすかwwとの問いには「いやここは俺らのうちだ!」とのことで。吹いたww
さて、夕食までは予定を考えていたのですが、この先はノープランだったもんで、ゲーセンに寄ってウサビッチのストラップをゲットしてみたり、ブックオフをさまよってテクノデリックを買っちゃったり、クリスピードーナツでYesterdayにProjectDIVAを体験してもらったりしてきました。
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まあ、すげーgdgdだったけど、久しぶりにバカ騒ぎして楽しかったよ!また今度、次はもうちょい早い時間に集まってあそぶべし!

Showmustgoon!

2018/03/10

彼女のプロ根性に敬礼!

少子高齢化が進み、人口も減り、働き方の意識も変わり、豊さの恩恵でそれほど働かなくても低コストで生活が回るようになっていく時代の中では働くことの価値はより高くなるだろう。

三波春夫の「お客様は神様です」という言葉は、人口ボーナス・キャッチアップ時代の働き手がいくらでもいる時代の産物なのだろうが、人口オーナス時代に突入して、働き手がいくらでもいる時代からそうではない時代に転換していっている。

そもそもお金というのは他人の労働を買うための手形なのだが、需要者ばかりが増えて供給者が減れば、対価が上がったり、供給側が強く出るようになるのは当たり前である。

極端な例だが、多数のお金持ちの引退した老人の中に、少数のお金のない勤労者の若者がいたら、若者のほうがイニシアティブをとれるであろう。
 
これは僕が今でも忘れない話である。
夏のローマは東京と同じくクソ暑いのだが、コロッセオ周辺を歩いている時に喉が渇いて仕方なくなって、水を売っている店を探したところ、何故かそういった店がなく、そこでやっと見つけた売店で売っている水の値段が3ユーロ(当時1ユーロ170円)で、仕方なく、その屈辱の水をすすった。
富士山頂で妥当な対価と思って買った500円の水と違う思いですすったことは言うまでもない。
そして、利権なのかやる気がないのかわからないがここまで競争のないイタリアという国のすごさにも驚いた次第である。
利権のせいでないとしたら俺に2ユーロで水を売らせて欲しい(笑)。
 
このような事例を考えるまでもなく、欧米先進国でも、アジアの途上国でも、提供側が座ってふんぞり返って、場合によっては飯を食らいながら接客対応をしている光景は自分の体験では珍しくもなんともないのだが、日本には儒教や武家社会が作ってきた歴史があるためそうはならないにせよ、少しづつそれに近づいていっても仕方ないだろうと思う。

ヨーロッパなんてチップというおこぼれを渡さない限り、提供側の笑顔がなかなか見られないという、笑顔まで有料な社会だが、それほどまでに働く側がエラソーな社会である。
仕事がなくて観光客につきまとうアジア(中国除く)の街の人の笑顔を見るほうが余程簡単なぐらいである。
彼らはカネはなくてもこちらが笑顔をすれば大抵笑顔を返してくれる。
 
というわけで、日本の古来の文化と人余りと顧客の要求の高さが生み出した、提供サイドが行う「おもてなし」文化もいつまで持つものなのかわかったものではないと思う。
僕などは、スーパーのレジ打ちの人が立って胸の前に手を当てて会釈する接客などすぐに止めて座ってレジ打ちをして欲しいと思うのでむしろ早くそうなって欲しいと思う。
クロネコヤマトの内情を知るにつれ、我々の意識が「持ってくる」から「持ってきてくれる」に変わっていっているように、我々もレジ打ちの人に感謝するようになるほうがバランスが良いように思うのである。
 
既に飲食・小売りサービス業では日本人を集めるのが難しくなっているのか、外国人店員を見かけない日はない。
コンビニの中国人店員の不愛想な接客には最初は違和感を覚えても、今、彼らから勉強をさせてもらって全体的にサプライサイドが偉くなる未来に備えなくてはならないと思う。
 
それか、IT・AIが進んで、逆により人がいらなくなって、人が必死に仕事を探さないと「面倒だから人なんていらないよ~」と言われてしまう時代が先に来るのかは未来のみぞ知るである。
スーパー(コンビニは含まない)のレジ打ちなんていつなくなるか時間の問題だと思うしなあ。

Bob Dylan(ボブ・ディラン) のカバー曲(大ヒット曲)を紹介します紹介します。

 

The Best of Bob Dylan

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Bob Dylans Greatest Hits

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Essential Byrds

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Best of Manfred Manns Earth Band Blinded By

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  • アーティスト: Manfred Mann
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Very Best of Peter Paul & Mary

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Mr. Tambourine Man

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  • ザ・バーズ
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Blowin In the Wind

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  • Peter, Paul & Mary
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  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

namatsu12727.hateblo.jp

 

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コラボ作品の数が増えてきて、

且つ媒体が分散してるので、

まとめページを作ってみることにしました。

新しいもの、更新されたものが上にくるよ。

ここでのクレジットは基本的に音担当と詞担当しか表記していません。

私が兼任していたり、違う部分を担当している場合は例外です(..*)゛

 

  • We Are Right Here

音: souyaさん

詞・絵・動画: me

YouTube: We Are Right Here【Eng Subbed】 - YouTube

NicoNico: 【MIZKI】We Are Right Here【オリジナル】by souya by itsme(いつみ)  - ニコニコ動画

SoundCloud: We Are Right Here by souya | souya | Free Listening on SoundCloud

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  • 乙女のロイト - an innocent Royt -

音: マシーさん

詞・絵・動画: me

NicoNico: 【結月ゆかり】 乙女のロイト - an innocent Royt - 【オリジナル】

YouTube: 【結月ゆかり】 乙女のロイト - an innocent Royt - 【オリジナル】

Official Spanish ver. on YT: (Oficial - Itsme/masii x Yuzuki Yukari) Otome no royt (Sub español)

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  • Metropolis

音: Yonet さん

詞・絵・動画: me

NicoNico: 【初音ミクV3】Metropolis【オリジナル】 by Hiiragi (Yonet)

YouTube: 【初音ミク】Metropolis【オリジナル】

Piapro: 「【初音ミク】Metropolis【オリジナル】」

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  • ソラモヨウ

音: T-K さん

詞: me

NicoNico: 【猫村いろは】 ソラモヨウ 【オリジナル曲】 by T-K

itsmeee.hatenablog.com

 

 

  • Visions Of You

音: may_ozworld さん

詞: me

Piapro: 【Miku Hatsune】Visions Of You

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  • Bejeweled Time

音: 三毛猫亭 さん

詞: me

NicoNico: 【GUMI】 Bejeweled Time 【オリジナル】

itsmeee.hatenablog.com

 

  • Joy to the world

音: ko-king さん

詞: me

NicoNico:【VY1V4】Joy to the World (Slipknot風?オリジナル曲) by ko-king

YouTube: [VY1V4] Joy to the World (Inspired by Slipknot)

Piapro: 【VY1V4】Joy to the world (Slipknot風オリジナル曲完成版)

itsmeee.hatenablog.com

 

  • 30cm

音: てるぼー さん

詞・絵・動画: me

NicoNico: 【さとうささら】30cm【オリジナル曲】

Piapro: 「【さとうささら】30cm【オリジナル曲】」

itsmeee.hatenablog.com

 

  • どんな天気でも

音: てるぼー さん

詞: takahiro178 さん

絵: me

NicoNico: 【さとうささら】どんな天気でも【オリジナル曲】

YouTube: 【さとうささら】どんな天気でも【オリジナル曲】

itsmeee.hatenablog.com

 

  • SIGINT

音: 猫十(CAT-10) さん

詞: me

NicoNico: 【初音ミク】SIGINT【オリジナル】

YouTube: [TRANCE] SIGINT / NEKOJYU(CAT-10) feat. Hatsune Miku

itsmeee.hatenablog.com

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映画「思い出のマーニー」感想・口コミ・評価・評判・レビュー・あらすじ・ネタバレ、高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、黒木瞳

 

脱・宮﨑駿、ということで制作されたらしいこの映画。

 

米林宏昌監督だそうです。

 

宮﨑駿さんはやっぱり黙っていられないらしく

何度も制作現場に来てはいろいろ口出ししていたそうですが

 

今回はそれをことごとく無視したとか。

 

まあ・・口出しするなら

自分が監督やればいいわけですからね。

 

ただ、みんなが望む「ジブリらしさ」が

イコール宮﨑駿だとするならば

 

脱・宮﨑駿というのはもはや

スタジオジブリの終わりなのかもしれません。

 

何をもってジブリらしい

というんでしょうねぇ。

 

Fine On The Outside「思い出のマーニー」主題歌

 

 

※※ ネタバレあります ※※

 

 

★あらすじ・ストーリー

 

北海道。12歳の杏奈(声:高月彩良)は、一見ごく普通の中学生だが実は大きな苦しみを抱えながら生きていた。そんなある日、海辺の村にひと夏を過ごしにやって来た杏奈は、美しい湿地の対岸に古ぼけた洋館を見つける。その屋敷に既視感を覚えた杏奈が村人に尋ねると、そこはもう何10年も人が住んでいない“湿っ地屋敷”だという。好奇心からひとりでボートに乗って屋敷を目指す杏奈だったが、誰もいないはずの屋敷の窓に明かりが灯り、同時に屋敷の方から「ロープをこっちへ投げて」と声が聴こえてくる。声の方に向かって杏奈がロープを投げると、そこには金色の髪、青い瞳、白いネグリジェを纏った裸足の少女が立っていた。彼女の名はマーニー(声:有村架純)。杏奈とマーニーはすぐに仲良くなり、ふたりは“湿っ地屋敷”で過ごすことになるが、その後、杏奈の身には次々と不思議な出来事が起こり始める。時を超えた舞踏会、告白の森、崖の上のサイロの夜……。やがてふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく……。

 

 

★感想・口コミ・評価・評判・レビュー

 

 ★「絵画的」な美しさがありました。観ていて惹き込まれるような世界観。舞台は日本だけど、どこか外国っぽいような。でも懐かしいような。これはジブリっぽいって言う気がしますね。

 

★だけど、現実味はない・・・なぁと。外国か日本かよくわからない舞台。場所もそうだし、登場人物も。

 

★「ジブリらしさがない」って言われてるのは、躍動感不足?ですかね?疾走感というか、全体的に動きが少ない感じではありました。まあ、内面を描くような作品なのであたりまえといえばあたりまえですが。これが宮﨑駿だと、何らかの形で「動き」を描くんですかね?

 

★事前にみた予告だと、女性と女性の恋愛もの?!と思わせるような感じでしたが、まあ全く違いました(笑)そう思わせるような、あえてそんな作りをしたのかもしれないですね予告は。

 

★内容は「とっても不思議」。非現実的なことが次々起こるんですけど・・なんていうか、それが普通に起こるわけではなくて「これは夢ですよー」ってわかるような形で表現されてる。けど、そうであればあるほど、なぜそんな夢をみるの??という疑問がわいてくるんですが・・そのあたり、最終的には綺麗に整理されてました。あ〜なるほどと。

 

★観始めてしばらくしたらなんとなーくの結末は予想できるんですけど、100%当てられる人は少ないんじゃないですかね。なるほど、と思えるあたり、みていて気持ち良い感じでした。

 

★ただ、主人公・アンナの成長を描く話にしては・・やっぱり尺が足りないというか。きっと成長したことでマーニーとあえなくなったのだろうと思うんですけど、そのあたりの描き方がちょっと弱いかなと。まあ映画の長さでは難しいですけどね。

 

★「太っちょデブ」にはちょっと笑いました。

 

★杏奈がこども時代にかかえていた人形が、後ろ姿ではありますがマーニーそっくりっぽかったので、最初、あの人形がまーにーでは?と思ってました(笑)ただ、それだと日記が存在してたりするのは意味不明ですもんね。でも、なぜマーニーそっくりの人形を持ってたんでしょう??

 

★万人受けしそうな内容ではなく、みんなが共感したり楽しんだりできる内容ではないのに、なぜこの作品を映像化することにしたんだろう・・それが一番気になったことでした。

 

★観て良かったなと思える内容ではありましたが、「一番好き」な映画にはなりえない・・んじゃないかなぁと。主人公が黒すぎる(笑)そしてそれが改善されたかどうかよくわからないし、あれだけのことで改善されるものではないような気が・・

 

★主役があんなに後ろ向きなのは珍しいんじゃないですかねージブリでは。

 

★女優さん、俳優さんも、声でアピールできるっていうのは強いなと思いました。誰が声優やってるか事前に知らずにいったのですが、松嶋菜々子さんだけはハッキリわかりました。特徴あるってことですかねー。それも才能だと感じました。

<今回の内容>

  • 1.はじめに
  • 2.着任予定者の内定取り消し問題~2つのtogetterまとめより~
    •  2-1.「着任予定者の内定取り消し案件」の概要
    •  2-2.大学・大学院等における内定通知とその周辺の仕組み
    •  2-3.内定取り消しには然るべき手段を取ることで現状が変わる
  • 3.まとめ

1.はじめに

本記事は、先月末に起こった「着任予定者の内定取り消し案件」について、概要を告知した下の記事より詳しく、振り返ることを目的としております。

naka3-3dsuki.hatenablog.com

 

本記事では、振り返りによって、日本の研究職雇用の問題を明らかにし、改善する契機となることを目指します。それでは、内定取り消しの話題に移りましょう。

 

 f:id:nakami_midsuki:20170329190215j:plain

 

 

2.着任予定者の内定取り消し問題~2つのtogetterまとめより~

 2-1.「着任予定者の内定取り消し案件」の概要

すべての始まりは、Twitterに大学教員のMiyakawa先生が、日本の大学の教育・研究職について、着任経験のあるTwitterユーザーに対し、着任日までに機関長から正式な採用内定通知を受けたか、受けなかったらメールや電話で通知はあったのか、という内容の質問をアンケートでされたことでした。

 

アンケートの質問内容と選択肢、および結果、アンケートの動機につきましては、次のtogetterまとめ①の最初のページにまとめらています。

 

まとめ①

togetter.com

 

まとめ①のアンケートがとられた経緯のあらましを書きますと、次のとおりです。

27~28日、この春からある大学の常勤職に着任する予定の方が、内定取り消しに遭ってしまい、法的な手段に出るため、相談した先の別大学の先生(Miyakawa先生)がされたアンケートのツイートが、問題提起となりました。

(【告知】派生記事追加:togetterまとめ「若手研究者の日本のアカポス採用の現状に関する問題」 - 仲見満月の研究室)

Miyakawa先生によりますと、

というご事情が相談者の方からされていたそうです。

 

内定通知書の有無、あるいは着任予定先だった大学の送付メールや研究室の鍵の受け渡しなどは、実質、雇用の意図がある証拠になるのか?日本の大学のシステムや慣習上、それらはどうなっているのか?尋ねられたところ、Twitter上で数百件単位で、反応がありました。そういった声が、まとめ①になり、私のツイートも一部、入っております。

 

まとめ①に集まったメールが膨大で、すべて追い切れていません。ただ、言えることは、内定通知書、あるいはそれに相当すると思われる書類を出す研究機関があるところ、ないところ、着任予定者の要求があれば出すところ、と様々なようです。とびとびで読んだところ、内定通知書を採用予定者に送った後、内諾書を送ってもらう機関もあるようです。

 

本ブログで度々、言ってきましたように、昨今の大学・大学院ほか研究機関は国公立私立と、国からもらえるお金が減って来ています。そういうわけで、

仲見満月@経歴「真っ白」博士 (@naka3_3dsuki)

引用したKimura先生のツイートのように、予定のポストが消滅、あるいは大学の上層役員の決定で覆ることは、他にも聞いたとがありました。これは何も大学だけでなく、業績悪化の東芝等の一般企業も同じかと。https://t.co/HVJgofbHoz

というように、採用先である研究機関の都合次第で内定取り消しなんて、 簡単に起こっています。

 

実際に、私の先輩が新設予定の学科の常勤職に採用された先輩が、採用先の法人が財政難となったことで先輩の着任予定の学科の新設の話が消え、内定取り消しに遭ったことがありました。その時の詳細な話、および内定取り消しをされ、今まで若手研究者は泣き寝入りするしかなかった、という事情は、次のまとめ②に書きました↓

 

まとめ② 

togetter.com

 

 2-2.大学・大学院等における内定通知とその周辺の仕組み

実は、まとめ①に含まれる私のツイート、他のツイート者の方々が言っておられるとおり、内定した人は採用先の大学等から「こちらが許可を出すまで、ご家族や親族にも内定の話をしないで下さい」と言われることがあります。

何で採用予定先が許可するまで、内定者は口外してはならないのか、という事情については、研究職=アカデミックポストに落ち続け、「アカポスを逃しが亡霊」を自称する私には明確には分かりません。この段階では、口約束ということになるそうで、証拠がないと、内定成立と見なすのは法的に難しいようです*1

 

ただ、私が引用ツイートさせて頂いたnext49さんのツイートのように、一般の企業は雇用契約書を内定者に渡すのが一般的だけど、公務員は雇用契約書が送られず、辞令が交付されるというシステムになっているようです*2。

どうやら、国立大学は公務員のこうした内定に関するシステムの延長線上にあると、next49さんのご指摘どおりだと、考えられます。

 

なお、大学ごとの内定通知書や雇用契約書あたりのシステムについて、next49さんが情報を集め、発信される活動をされておられます。こういった活動は、文科省の取り組みまで行っていないので、ご協力して頂けたら、私も助かります。よろしくお願い致します。

 (訂正:×百貨→百科)

 

また、各大学での研究職の採用決定のシステムについては、まとめ①のほうで詳しい情報が多数、挙がっています。ご参照ください*3。

 

 2-3.内定取り消しには然るべき手段を取ることで現状が変わる

ところで、小耳にはさむところでは、内定者が採用先の許可なく口外してしまい、それが発覚すると、内定を取り消される事態があるらしいです。それは、教授や准教授といったポストから、ポスドクまで、です。

上のツイートで言ったように、内定者にも家族がおり、配偶者の方の仕事はどうするのか、内定者だけ単身赴任にするのか、子どもは内定者と配偶者のどちらと一緒に暮らすのか。あるいは、家族で一緒に引っ越すなら、配偶者の転職や子どもの転校の問題も出てきます。引っ越し先の物件を探して契約するほか、今まで配偶者がいた職場、子どもの学校のそれぞれの人たちとのお別れ、事務手続き等、必要になってきます。それ故、採用先の許可を待っていた場合、内定者だけでなく、その家族の生活に大きな問題が起こる恐れがあります。

 

加えて、研究機関の財政難や上層部の決定等の採用側の様々な都合により、今回の「着任予定者の内定取り消し案件」のような、着任直前の内定取り消しが起こることがあります。先に挙げた内定者の家族の話を例に挙げれば、内定者の勤務先に合わせて、家族は新しい職場、新しい学校を決めて手続きや挨拶を済ませ、新生活に向けて準備万端なところに、内定取り消しとなる。

 

内定取り消しになった場合、内定者は着任先で受けるはずであった雇用上の待遇や給与を失うだけでなく、その家族の生活にまで大きな損失が出ると考えられます。

 

「着任予定者の内定取り消し案件」では、この案件がTwitter上で議論された時点で、取り消し寸前状態であった方が、労働問題が専門の弁護士に相談され、法的な手段をとられ、きちんと雇用されるよう、動かれるようです。 たとえ口約束であったとしても、内定先から着任予定の部屋の鍵をもらう等、物的証拠はあるため、まとめ①のコメントによれば、弁護士が動けるだろう、とのことです。

 

今までの日本の研究業界、特に大学・大学院等の研究機関は、まとめ②のツイートのとおり、「日本の研究業界って大学は特に、人脈が物を言う特殊な世界」であり、時に法律を捻じ曲げてしまう人も、残念ですが、おります。大学の自治を守る、という言葉がありますが、それは日本の法律内の話です。大学は治外法権の場所ではありません。まとめ①のコメントにもありましたが、被雇用者側は、地裁・高裁・最高裁での裁判を受ける権利があります。加えて、採用側が内定通知を示す物的証拠があり、それが法廷で認められれば、勝訴できるらしいとのこと。

 

加えて、まとめ①のコメントを追っていたところ、河野太郎議員にMiyakawa先生が今回の案件についてデータをまとめてご連絡をされたようです。その後、直接、河野議員から返事があったそうで、文科省に話をするという動きがありました。

 

今回の案件の内定取り消しされた方は、おそらく、法的に動けるだけの判断ができる方なのでしょう。それに対し、若手研究者は、まとめ②のツイートで言ったように、立場が弱く、内定取り消しに遭うと泣き寝入りするしか、実質、ありませんでした。まず、経済的に裁判ができる余裕がなく、裁判をしている時間とお金があれば、少しでも研究業績を積み、新しい内定を取れるように行動したい、という人が多くても不思議ではなりません。法的に訴えたとしても、

という恐れがありました。まとめ②のコメントでご指摘頂いたように、今後のキャリアを考え、泣き寝入りすることは、内定取り消しという不法行為を黙認することとなり、泣き寝入りと黙認をしないとしょうない、という考えをする人がいる限り、内定取り消しはなくなりません。

 

今回の案件では、自身の受けるデメリットがあるとしても、内定取り消しに法的な手段をとって雇用してもらえるように動かれている方、その方から相談をされアンケートと実例の情報を集めらる等して動かれたMiyakawa先生。Miyakawa先生のツイートに応じる形で、リプライや情報を提供し、議論をされたTwitterユーザーの皆さん。まとめ①・まとめ②のコメント者の方々。動いた人たちの行動は、泣き寝入りするしかなかった若手にとては、非常に有り難い変化です。

 

内定取り消しに対し、然るべき手段をとることで、若手が「この内定取り消しはおかしいです!」と声を出しやすくなったという意味で、大きな意味があります。私は、

 

研究職の内定取り消しに対する今回の新しい動きは、小さなものかもしれません。ですが、現状に対して、おかしいと考えていた人たちが声を出し、現状を変えていくうねりとして、特に若手研究者にとっては、その一人として私はよい方向に捉えています。

 

 

3.まとめ

研究職の内定取り消しに関する今回の案件とtogetterまとめを含む動きを通じて、私はこの動きがもっと大きくなり、アカデミック・ポストの雇用について、次のように変化することを望んでおります。まとめ②と重なりますが、その中のツイートを取り上げて、本記事を閉めさせて頂きます。

*1:まとめ①の中のこのページ内のツイート参照:https://togetter.com/li/1094951?page=3

*2:https://twitter.com/next49/status/846388056902946817を元に情報を整理

*3:出版されている本で、大学教員の採用・人事に関するものとして、次のものがあります: